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[Taylor English School] - Hearing - chapter03

This text is only in Japanese, because this is how to study English for Japanese people.
chapter01からお読みください。

 それでは、トレーニング開始です。まずは歌詞を見ずにその曲をじっくり2回ほど聞いてみましょう。聞く時はBeatやTrackでなく、歌詞(Lyric)に集中して聞いてください。2回聞いた後で選曲を間違ったと思われる方はよりスローな曲もしくは歌い方がはっきりしたアーティストのものに変更してください。どうですか?曲中の単語で聞き取れるものはありましたか?もし、ゼロでも問題はありません、何て発音してるのだろうという好奇心だけあれば大丈夫です。次に歌詞を目で追いながらその曲を聞いてみましょう。最初はまったくついていけないかもしれませんが、ポイントポイントで目で追える部分が出てくると思います。そこまでたどり着いたら、まだ追えない部分を繰り返し聞いてください。一回や二回では達成できないかもしれませんが、数をこなさなければ効果がでないトレーニングなのであきらめずにがんばりましょう。

 ここまで来ると、50%達成したと言って過言ではないでしょう。もちろん後半の50%も大切です。1曲通して曲を聴きながら歌詞を目で追えるようになってきたら、歌詞を見ずにその曲を聞いてみましょう。どうですか?初めに歌詞無しで聞いた時よりも歌詞の意味はわからなくても「音」を聞けるようになっているはずです。この段階でもまだ発音が入ってこないという方も焦る必要はありません。また歌詞を見ながら繰り返しトレーニングしていきましょう。初めてなのではじめからうまくいかなくてもまったく問題ありません。タイムトライアルでも何でもないので時間がかかっても自分で習得できればそれでいいのです。焦る必要はまったくありません。

 歌詞を見ながら発音を聞き取れるようになり、歌詞を見ないでもだいたい聞き取れるようになってきたら、英英辞書を使って意味を調べてみましょう。ここでのポイントはわからない単語が多いからといって、歌詞の初めから終わりまで全部辞書で調べる必要はありません。むしろそういうことはしないでください。一番して欲しくないことは日本語訳を作ろうとすることです。調べるのはあなたが気になった単語だけで十分です。耳になじむサビの部分だけでも構いません。重要なのは調べた単語の数ではなく、調べた単語をどう扱うかということです。

 英英辞書を使ってその単語の意味を調べていきましょう。まず、その単語の語彙をノートに書き出しましょう。単語によっては何通りもの意味を持つものもあります。慣れるまでは全部を書き出すことを勧めます。大切なのはむしろ次で、辞書にのっている例文をチェックして書き出してください。調べた単語の意味は理解できましたか?できたのであれば、自分でその単語を使って例文を作ってください。受動的な勉強だけでなく能動的に自ら前にステップしていく勉強の方が絶対にのびます。もし、英英辞書を使っただけではその調べた単語が理解できないというのであれば、その時は英和辞典を使ってしまいましょう。注意して欲しいのは英和辞典は最終手段であるということ。ノートには必ず英英辞書で調べた意味と例文を書いてください。ちょっとステップ数が多いのではじめのうちは1曲に対して2, 3単語でいいかもしれません。どっちかというと1曲に対する調べる単語数を増やすというよりも多くの曲をこなしていただきたいです。

 次にカラオケの練習です。なぜカラオケかということですが、目的とする効果は一歩踏み込んだHearing+ちょっとSpeaking力のトレーニングといったところです。日本語の歌でもそうだと思いますが、知ってる曲=歌える曲ではないですよね?ではなぜイコールではないのか?それはどれだけ深く発音を聞いているかの違いではないかと私個人は思います。歌いだしのタイミングもそうですし、息継ぎもそうだと思います。プラス英語の場合は単語と単語のつなぎ目の発音がカギになってきます。例えば、'an apple'をなんと発音するか、「アン アップル」ではだめなんです。「アンナプル」というようになります。なぜか?それは'an'の'n'と'apple'の'a'がつながると'na'「ナ」になるからです。堅く言うと子音で終わっている単語と母音で始まっている単語のつなぎ目は子音と母音で一つの音になるということです。もう一つ例を挙げると'about it'は「アバウト イット」ではなく「アバウティッ(ト)」になります。後は過去形の'ed'の発音、三人称単数の's'の発音などもポイントになります。かっこよくモノマネ付きって最初に言ったのはこういう細かいところに気を配って欲しいからです。単にカタカナ発音で歌ったり、単語単語でブツ切りして歌うよりも先ほどあげたポイントを押さえるとかなりかっこよく歌えます。さらにSpeakingの時にもこれはかなり役に立ちます。こういった音の流れがわかっているとスムーズに話せるようになります。後、結構このポイントが押さえられているだけでネイティブに「発音がうまいですね」ってほめられたりします。私はほめられるのが大好きなのでかなり嬉しくて、調子にのってしまいます。それでは、先ほど上げたポイント、単語と単語の間の発音、'ed'と's'の発音、しいて言うならプラス冠詞に注意してトレーニングをしてください。

 ここまでが曲を使ったトレーニングのルーティンです。後は、1曲や2曲、1週間や1ヶ月という短期ではなく、毎日ではなくていいのでずっと続けてください。特にトレーニングを終了した曲はHearing筋肉へのストレッチのつもりで定期的に聞いてください。やってほったらかしはちょっともったいなすぎます。筋力トレーニングと一緒でいくら100kgのウエイトを上げられたからといって半年もやらなければ筋力はどんどん衰えます。このことはどのトレーニングにも言える事なのでかなりしつこく言うと思います(笑)。

 それでは「映画/テレビ番組を使ったトレーニング」について次はお話していきましょう。

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